疫病神(やくびょうがみ)とは
2023年7月27日
疫病神(やくびょうがみ) その昔、エヤミノカミと呼ばれる疫病神が、単独または5人1組で町や村を徘徊し、病気を蔓延させた。 病気を防ぐため、昔の人々は大きな人形や草履を作り、村の入り口に吊るした。そうすること […]
塗仏(ぬりぼとけ)とは
2023年7月19日
塗仏(ぬりぼとけ) 昔はどの家でも仏壇を大切にしていた。その家の人々の拠り所だったからだ。火事になれば、多くの人はまず仏壇を家から運び出すことを優先した。 しかし、中には仏壇を粗末に扱う不信心 […]
高女(たかおんな)とは
2023年7月13日
高女 遊女屋などの二階を覗いて歩く女の妖怪である。嫉妬深く、しかも男に相手にされない醜女が、この妖怪になるといわれているが、鬼の一種だという説もある。 和歌山の方には、高女房という鬼女の話があ […]
百目(ひゃくめ)とは
2023年7月12日
百目(ひゃくめ) 全身に100個の目玉があり、日中はまぶしくて歩けない。誰かに会うと、彼の目玉だけが飛び出し、どこへ行くにもついてくる。目玉は元の位置に戻るが、口がないので何を食べるかは不明。百目は夜になる […]
山爺(やまじじい)とは
2023年7月10日
山爺(やまじじい) 土佐(現・高知県)藩の山の役人だった春木次郎繁則という男がいた。彼は土佐郡本川郷という山村で働いていた。宝暦元年(1751年)、彼が40歳のときの日記に、ある山爺のことが書かれている。 […]