人型の妖怪
河童とは

河童 水の妖怪のナンバーワンであり、全国各地に出没する。 全国規模だけあって、カッパ、ガタロ、カワワロというように、土地ごとに名前があり、姿の特徴も、甲羅があったりなかったりと、細かい部分では異なる。   共通 […]

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動物型の妖怪
ヒバゴンとは

ヒバゴン 1970年頃に登場したとされるヒバゴンは、身長約150~160cm。頭部は逆三角形で、顔は人間に似ているが、猿でも人間でもない。 広島県北東部の比婆郡西条町(現・庄原市)の山林に出現したことから、「ヒバゴン」と […]

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人型の妖怪
あかなめとは

あかなめは、お風呂の垢を長い舌で舐める妖怪で、誰もいない夜に現れると言われています。江戸時代の書物『古今百物語評判』にも「垢ねぶり」という妖怪が登場するが、これも同種の妖怪であろう。 垢をなめるだけとはいえ、自分の家に妖 […]

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無形物の妖怪
泥田坊(どろたぼう)とは

泥田坊 昔、北陸の田んぼにこの妖怪が現れました。かつてこの地方に、貧しいながらも働き者の男がいた。まだ荒れ地だった頃から一生懸命働き、その甲斐あって米を収穫できるようになった。 年々収穫が増え、次第に普通の人と同じように […]

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人型の妖怪
枕返しとは

枕返し 夜寝ているとき、枕が奪われたり、違う場所に移動したりすることがあります。これは「枕返し」と呼ばれる妖怪の仕業と言われています。枕返しは、その部屋で亡くなった人の霊だと言われています。 むかしむかし、ある宿屋が盲人 […]

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無形物の妖怪
一反木綿(いったんもめん)とは

一反木綿 夕方から夜にかけて、長さ10メートルほどの白い布がひらひらと降ってくる。昔、鹿児島県の大隅地方に現れ、志布志湾に近い権現山一帯では、特に子どもたちに恐れられていたと言われている。 見た目はまったく怖くなく、その […]

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人型の妖怪
砂かけ婆とは

砂かけ婆 奈良県と兵庫県に出没する妖怪です。神社の近くの寂しい森の影に潜み、砂を撒いて道行く人を怖がらせる。見た人はいないと言われている。 近畿地方に集中しているようだが、京都市にお住まいの読者の方が、わざわざご報告の手 […]

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人型の妖怪
児啼爺(こなきじじい)とは

児啼爺(こなきじじい)   人のあまり足をふみ入れないような深山で、時々、「オギ ャー、 オギャー」 と赤ん坊の泣き声が聞こえることがある。どうしてこんなところに赤ん坊がいるのだろうと思って、その泣く者を抱くと […]

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無形物の妖怪
コックリさんとは

コックリさん   昭和四十八年ころ、小中学生の間でコックリさんが爆発的に流行した狐狗狸さんとも書かれるように、狐などの霊をよび出して、知りたい事柄を教えてもらう儀式なのだが、その霊が人に取り憑いたり、あらぬ凶事 […]

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無形物の妖怪
塗壁(ぬりかべ)とは

塗壁 柳田國男の『妖怪談義』によると、筑前(現・福岡県)遠賀郡の海岸に「ぬりかべ」が出現したことがあるという。夜道を歩いていると、突然道が壁になり、どこにも行けなくなる。下は棒で払い落とせば消えるが、上は払い落とせばどう […]

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